ミスハタリのクジャリネット修行記
2007-09-11T14:09:27+09:00
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ミスハタリがクラリネットをパープー吹いています
Excite Blog
「文明開化」のクラリネット
http://hatari0623.exblog.jp/6939915/
2007-08-29T19:57:00+09:00
2007-09-11T14:09:27+09:00
2007-09-11T14:09:27+09:00
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かわいいなー。どんな音が出るんだろうなー。っていうか、キー、少ないね。
「文明開化」をして、お金持ちの家のご子息お嬢様が欧風のカルチャーに触れるようになって、習いごとをはじめました、ということが書いてあったような。
この単純なつくり、リコーダーに近いように見えるので、簡単に音が出そうな気がするんだよなあ。って、そこがクジャリネットの盲点なんだけど。むずかしー。
ちなみに、江戸東京博物館にはこの展示を見にでかけたのでした。
鉄道のおはなしについてはコチラ。あ、そうだ、渋谷のNOAH、その後。こんどはまちがえずに一号店に予約を入れて、夜中に練習してきました。なんとなく、壁が薄い気がするので、へたくそなのがバレてしまうのがはずかしいです。]]>
渋谷センター街とクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/6841804/
2007-08-27T23:03:00+09:00
2007-08-31T02:20:48+09:00
2007-08-31T02:20:48+09:00
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青山で仕事がおわるのが23時。その後、23時半から0時半までスタジオで稽古をして、0時38分渋谷発の最終電車に乗り込めばだいじょうぶ。
と、バッチリなスケジュールをたてて、クジャリネットを持って出発。
「あのね、あのね、今夜、一時間だけスタジオに入ってから帰るの」
と、訊かれてもいないのに話す。
仕事を終えて、バタバタバタッと飛び出て、宮益坂上のスタジオ「NOAH」の階段を下りる。
こんばんは、ハタリでーす、と受付に突進すると店員さんが困惑顔。
「あの、もしかして二号店にご予約されたのでは…」
えっ、と、聞き返すと、どうやら渋谷に二軒スタジオがあるらしい。二号店は6月にできたばかりで、ウェブで見てそれも知っていた。ちゃんと確認して電話予約を入れたつもりが、一号店と二号店が逆だったとは!
あわてて地上に出て、歩道橋を渡り、坂を駆け下り、駅前の混雑を抜け、センター街へ突入。夏のセンター街って匂いも様子もシンドイ。お酒のあとやちょっと早い夜遊び帰りで駅に向かうひとたちを通り過ぎ、渋谷ハンズ近くの「NOAH二号店」へ。
はじめて訪れるスタジオだったので、いそいで会員登録。説明をしている店員さんがとちゅうであわてたのか、予約とちがう「ボーカルブース」という三畳程度の部屋に案内される。目の前にはキーボード。
せまっ、と思いつつもさっそくクジャリネットを組み立てる。鼻唄などうたいながら。
「すいませんっ!」
ギャッ
バタバタバタッ。店員さんが、「ボク、間違えました、本当はSスタジオです!」と勢いよく入ってきたものだから、クジャリネットを落としてしまった!
キャー!
真っ青になりながらも移動。だ、だ、だいじょうぶかな。
「Sスタジオ」は7畳程度のせまい空間にドラムが一台。さっそく用意していただいていた譜面台を組み立ててスケールの練習。さきほどのショックがどう働いたかは実のところよくわからないのだけど、音は出る。でもそろそろ一度、買ったお店で点検をしてもらったほうがいいかな。結構むちゃな労働をさせているクジャリネットですし。
もれていくヘボイ音のことなど気にせずに、ひたすらスケールの特訓。最後の15分間は曲を吹いた。やっぱり大きな音を出せるスタジオはたのしいな。
一時間630円を払って、終電目指してあわてて駅に向かう。混みあう終電車内でクジャリネットを抱えて揺れながら、ああ、こういう時間の使い方はもしかすると上手なのかもしれない、と思う。これからたまに、渋谷のスタジオを利用することにしよう。二号店はきれいだったし店員のお兄ちゃんたちもやさしかったけれど、でも、今度は間違えずに宮益坂上のスタジオにしよう。
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残暑のクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/6813657/
2007-08-26T08:57:00+09:00
2007-08-27T10:15:30+09:00
2007-08-27T08:57:22+09:00
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昨日、あまりの不出来さにがくぜんとしたので、今日はクジャリネットと出かける。
夜の予定と混雑を考えるとあきらかに邪魔だけれど、防音設備のない家ではきちんと練習もできないし、まずは久々なのだから、吹き込んでおきたい。
電話確認もせずにダメモトで公民館に行くと、幸運にもスタジオが空いていた。一時間半、ミッチリ稽古する。
まず音を出す。チューニング。ん、思いのほかヒドくはないぞ、とポジティブシンキンク。あきらかに鈍くなった運指をとにかくスパルタで叩く。音階の指練習、うっわー、のろい!
その後、いくつか曲を吹く。これはやはりたのしい。
いろいろ反省した90分間。
なんだか毎回そんなこと言っているけど。
いけませんねえ。
その後、高円寺に移動して、高円寺阿波踊りのお祭を見に行く。ものすごい混雑。クジャリネットを抱えて混雑をすりぬけて、人と人の合間から踊りをのぞく。
その熱気はもちろん、手足の動きなどの所作を見てわくわくするのだけど、お囃子もやはりたのしい。わたしのクジャリネット、チンドンにいくイメージはあまりないまま吹いているのだけど、お囃子ってのはたのしそうだなあ。
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失意のクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/6812559/
2007-08-25T16:27:00+09:00
2007-08-27T01:32:20+09:00
2007-08-27T01:32:20+09:00
htr_hatari
未分類
ちっとも練習できていないどころか、組み立ててもいない!
仕事のせい、時間のせい、いろいろな物事のせいにしていたけれど、ものの15分だけでも、楽器にさわることはできる。そしてリードに触れてみたり、キーをパタパタと押してみたり、ただクジャリネットを構えるだけでもいい。それだけでもこの一ヶ月はずいぶんちがったのでは?
と、夕暮れ、外出する30分前に、クジャリネットを組み立てる。
大きな音を出さずに、音階をさらってみると、ゆっ、ゆびがっ、動かない!
当然のことながら、やはりショックは大きい。
なにか、具体的な目標を作れば、稽古の優先順位が高くなるのかな。それとも、わたしには「やりたいこと」がありすぎて、状況が飽和しているのだろうか。
もしそうだとしても、クジャリネットは「整理」したくないなあ。]]>
スタジオでクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/6427069/
2007-07-01T21:55:00+09:00
2007-07-03T01:04:03+09:00
2007-07-03T01:04:03+09:00
htr_hatari
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新しいカバン、これがあまりに大きいカバンなので、クラリネットのケースごとすっぽり入ってしまった。楽譜一式を入れてもまだ余裕がある。これは稽古に出ろということよね。と、カバンを持ち上げると、重い! そりゃそうだ! 本革の大きなカバンにクラリネットだもんなあ。
吉祥寺に出たので、用事が済んだあとに、公民館に電話をしてみる。が、日曜日の夜、二つあるスタジオはどちらも埋まっていた。
ふと思いついて、すこし外れたところにあるスタジオへ。
一時間の個人練習、500円。譜面台も借りて、快適なスタジオで集中して練習。
ずーっと仕事が忙しく、しかもここ一ヶ月は家で吹くこともできない事情があるので、ひさしぶりにクジャリネットを組み立てた。
なまけていてごめんなさい、と、まず謝ってから地道にスケールの練習。
ケーコ先生から教わった腹式呼吸を意識しながら、セコイ音を出さないように気をつける。胴体をミッチミチに張って、密度の濃い音を出せるようにふんばる。
しばらくなまけていたせいで、口元や頬の筋肉はずいぶん衰えてしまった。でも、譜面を見ながらなら、意外と吹けるので自分でもビックリした。高音域も割れずにスッと出たのでビックリした。
それならば、と、まだまだ吹けそうもない曲の譜面を試しに追ってみる。
あれ、曲になった。
もちろん、譜面を追うだけでは音楽にならないのは知っているけれど、聴いたことのあるメロディが自分のクジャリネットから出てくるのはなんだかうれしいや。
まだしばらく練習時間をとることはできないけれど、すこしずつだけどやっぱり休まず吹いていたいなあ。]]>
おうちでクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/6018321/
2007-05-04T16:46:00+09:00
2007-05-06T16:53:34+09:00
2007-05-06T16:46:49+09:00
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ひたすらスケールの練習はつづきます。
ケイコ先生からお借りした、フランスの教則本を使ってひたすら居間で吹いています。
GAMMES ET ARPEGES
Exercise Fondamentaux et Journaliers pour la Clarinette
ようやく慣れてはきたのだけど、まだまだだなあ。うーん。と唸りながら練習をしていたら肩が凝った。音量を低めに出そうとしているからなのか、考えすぎで構えてしまうのじか、やたらと肩と首が凝る。おかしなところに力が入っているのだと思う。
そういえば先日、先生が聴いていないと思ってスケールの稽古をしていたら、どこぞから現れて「以前よりちょっとはうまくなったね、ちょっと」と言ってくれたのでうれしかった。
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地道なクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/5948649/
2007-04-24T16:00:00+09:00
2007-04-25T11:24:22+09:00
2007-04-25T11:00:27+09:00
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ひたすらスケールの特訓。
時間がない日は家の居間で音量は低めに吹いている。単調なスケールなんてすぐできるようになるだろう 、なんていう甘き目論見は当然甘く、運指も息継ぎもなかなかスマートにはいかない。
スケールもまともに吹けずに曲などできるか! と、改めてここ数日はひたすらスケールばかり地道に吹いているわけです。
目がチカチカしてきたなあ。
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肩の力を抜く方法
http://hatari0623.exblog.jp/5948681/
2007-04-20T16:09:00+09:00
2007-04-25T11:23:52+09:00
2007-04-25T11:09:41+09:00
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ついつい首や肩にいらない力が入ってしまうので、ひとつの解決法として先日ケイコ先生に教えていただいた「立ち膝奏法」を実践。
足腰でバランスをとってからだを支えようとするので、上半身に入りがちな余計な力が抜けるという案配。
ただし椅子から落ちないように、という、新たな緊張が加わります。
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ドレミファソラシドのクラ練
http://hatari0623.exblog.jp/5922166/
2007-04-11T15:49:00+09:00
2007-04-20T10:47:34+09:00
2007-04-20T10:47:34+09:00
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小さな音で吹くのはとても難しくて、それは「pで吹く」という難しさはもちろんのこと、果たしてチューニングが合っているのか、高音もすんなりと出ているのか、そのあたりが曖昧になってしまうので(下手だから)、いまいち自分で判断がつきかねるところが難しい。
ケイコ先生からお借りしたスケールの練習帳を見ながら、ひたすら反復の練習。単純な繰り返しに指がついていくように何度も吹く。
雨がつづく。桜の花も見所を過ぎ、もうすぐ葉桜の季節だ。ああ、もう春なんだなあ。
はたしてわたしのクジャリネットはいつになったら楽しい音楽を奏でられるのでしょうか。
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ケイコ先生のクラリネットレッスン2
http://hatari0623.exblog.jp/5784189/
2007-03-23T19:54:00+09:00
2007-03-26T15:27:00+09:00
2007-03-26T15:27:00+09:00
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未分類
二月はバタバタ、三月になって久しぶりにクジャリネットを吹いていたものの、やはり練習不足は明らかだ。エチュードを吹くとアラが見えてしまって恥ずかしいったらありゃしない。サティの課題曲だけはほかに比べてやや吹き込んでいたので多少は吹けたものの、ほぼ全滅。恥ずかしい。
肩や首に力が入っているねえ、試しに椅子に膝立ちして吹いてみようか、と、ケイコ先生。
そうすると、膝でからだを支えようと意識と力が下半身に向くので、むだな力が肩や首周りから抜けてスッキリと楽に吹くことができた。なるほど。
今日教わったこと、気づいたことを箇条書きにメモ。
・全体的に音が高めなのですこし「抜く」とよい。
・開放のソとラの音がかなり高めなので、右手で埋めていって調節する。
・音階の練習。
・口元を鍛えるならビブラートの練習。時間がないときにでも出来るウォーミングアップ。
など。
面白そうなCDもいくつかいただいて帰宅。
うーん、勉強になるなあ。次回までにできることを増やしておきましょう。
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確定申告とクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/5731964/
2007-03-15T18:47:00+09:00
2007-03-17T14:58:39+09:00
2007-03-17T14:58:39+09:00
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午後、改めてスタジオへ。しかしちょうど数分の差で先客が入ってしまった。ガクーンとうなだれながら、とりあえず先にほかの用事を済ませるべく駅前をうろうろ。なかなかクラリネットが吹けないなあ。
午後三時近くになってようやくスタジオ入り。今日は休日なので、時間はたっぷりある。チューニングをして(コントロールはだいぶん上手くなったとおもいます)、ロングトーンの練習。呼吸の確認。
それからエチュードを5曲ほど吹いて特訓。指よりも息遣いに課題があるなあと思いながら、あっという間に一時間が過ぎていた。やはり、譜面と向き合って吹いていると時間の経つのはあっという間だ。
後半は、応用していくつかの曲などを吹く。譜面にたくさん♯がついていたりして、やさしい練習曲ばかり吹き慣れていると、なんだかとても新鮮。練習曲ではなかなか出てこない指遣いもあったりして、譜面の音を起こせるようになると面白くなってくる。
と、夢中になりはじめてはたと気づくのは、そのときにちゃんと基礎ができているかどうか。腹式呼吸は正しく続けられているか、息を腹部と背中でキープできているか、口や頬は緩んでいないか、音は上向きにイメージされて出されているか。
2時間フルで吹いていたら最後には苦しくなってきた。
やっぱり頬や口の筋肉がまだまだ甘いなあ。]]>
春のクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/5701618/
2007-03-10T11:07:00+09:00
2007-03-12T11:24:18+09:00
2007-03-12T11:22:12+09:00
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ここに記すのを忘れていましたが、2月にも練習はちょっとだけしていたんです。が、2月は、名古屋で打ち合わせ、札幌へ帰省、沖縄へツアーなど、やたらと移動ばかりしていたのでクジャリネットに触れなかったのは事実。ということでまずは反省。サボってしまったから、クジャリネット、またイチから出直しかなあ。
ひさしぶりに公民館へ。自転車をこいでいる最中に、うわっ、教則本と譜面を忘れた、ときづいた、が、引き返すのも面倒だし、二週間ぶりにクジャリネットを吹こうとしているダメなアタイが譜面を吹いてどうするか、この罰当たりめ! と、思い直してそのまま直進。
反省の心持ちで、公民館のスタジオを借りて練習開始。まずはロングトーンから。1月の終わりのケイコ先生のレッスンで教えていただいたのを思い出しながら、まずは姿勢、そして息の吸い方の確認。思いのほか、太い濃い音が出たので安心。きちんと呼吸を腹部にためて吹けば、音程のブレもないし音量も大きいままでキープできる。ひたすらロングトーンと指の練習とを繰り返す。暗譜している練習曲をいくつか吹いてもみる。あ、やっぱり、ほら、楽しいじゃん。
しかし45分が過ぎたあたりで、音がヘロヘロになってきた。頬が疲れてきてしまった。
結局1時間をすぎたところで練習終了。
二週間もさぼってしまった弊害はこんなところに出たかー。頬の筋肉、すぐ衰えるのな。反省。
おまけは、渋さ知らズの沖縄ツアーで訪れた久高島の写真など。
たのしく、すてきで、ふしぎな島でした。2月末ということを忘れてしまうほどのあたたかさでした。
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散歩とクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/5414306/
2007-01-27T16:59:00+09:00
2007-02-01T10:12:01+09:00
2007-02-01T10:12:01+09:00
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未分類
昼前にクジャリネットと一緒に外出。とてもよく晴れていたので、井の頭公園駅で降りて公園をしばし歩く。コンポステラの「歩く人」のジャケ写真を撮ったのはこのあたりかな? チビッコたちがあそんでいる横を通り過ぎる。ああ、いい天気だ。春になって、わたしの腕前も多少あがったら、公園で練習できるようになるかしら。
公民館のスタジオで1時間半練習。昨日言われたことを思い出しながら吹く。チューナーで確認してみると、呼吸に気をつけて胴体を安定させてロングトーンしてみると、チューナーの針のブレが無くなった。心なしか、音の密度が濃くなっている気がする。まちがいなく、一昨日の音にはなかったどっしり感が生まれていた。
エチュードとサティの曲を練習。濃い音をつねに出せるようにすることと、今度はその密度を自分でコントロールできるようになるのが目標だな。
ちょっとした充実感を得てスタジオを出る。]]>
ケイコ先生のクラリネットレッスン
http://hatari0623.exblog.jp/5375904/
2007-01-26T23:11:00+09:00
2007-01-27T14:47:38+09:00
2007-01-27T10:53:39+09:00
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今度の先生は、クラシック畑を順調に進んだのちに、フリージャズに巻き込まれて、いまはどうやらブラジルのショーロ岸辺にたどりついている、さまざまなシーンで活躍中のケイコさん。繊細なアンサンブルから、音量勝負のガテン現場をこなすケイコさんですが、実はわたしはケイコさんがアルト/ソプラノサックスを吹いているところしか観たことがない。クラリネットのうわさはかねがね聞いていたし、音楽教室でもいつも教えられているということだし、クラシックの基礎をちゃんと身につけている奏者の方のクラリネットに接したいという気もちがあってレッスンをお願いした。いままで何度も現場で一緒になったり、ツアーもともにしてきたけれど、楽器を演奏する側として会うのははじめなので、なんだか照れくさい。
まず最初は四方山話的な流れで「どんなクラリネットを吹きたいか」というお話に。「クラリネットというとブラスバンドやジャズのイメージが強いかもしれないけれど、クレズマーだったり、ちんどんだったり、いろいろな音楽のスタイルがあるのよね。ジャンルではなくて、なにをやりたいか、ということが大事だとおもうよ」。わたしはクラリネットの音楽リスナーとしてはほとんど幼稚園以下というか、まったくもって未熟なのだけど、それでもこの半年、自分が演奏することを考えてすこしずつ意識的に聴く/観てきたところ、なんとなく、「クラリネットでやりたいこと」がぼんやりと生まれつつあった。とはいえ、ほんとうにあいまいなものだったので、そこにふと「アコーディオンとクラリネットのデュオとかかわいらしいと思うよ」といわれて、わわっ、そういうもの好きです、と自分で気づいてビックリした。
歌声のかわりに、クラリネットで歌いたい。なんとなくイメージにはあったのだけど、おしゃべりのなかから、具体的なイメージが引き出されてくる。アコースティックでギターと一緒に演奏したりしたいなあ。穏やかなエレクトロニカと一緒に吹いたりとか。ベースとクラというのもアリかな。きれいでかわいいメロディをクラリネットで吹きたいな。
「とくにクラシックにこだわる必要はないけれど、やりたい音楽が表わせられるようなテクニックを身につけるとアイディアは広がるかもね」
そう、それです!
ただおしゃべりをしていただけなのに、自分のなかで「こうかな」「あれかな」とボンヤリしていた欲求やイメージが形を獲ていく。もちろん、ただ輪郭が見えてきただけで、まだ何もはじまっていないのではあるのだけど。
おしゃべりというか問診ののちに、実際に楽器を組み立ててレッスンスタート。
<呼吸について>
・まず体の中に残っていた空気をすべて吐く。深く口から息を吸って、背中やわき腹のあたりに貯める。吹く直前に胸を開いて残りすこしだけ空気を吸い、キープしてから吹く。そうすると音の密度が高くなり、濃い音を保つことができる。
・吸い込んだ反動でそのまま吹かない。
・吹くときにお腹をへこませて吐き出すのではなく、空気が下腹部やわき腹や背中の外に出て行ってからだが外にパーンと張るようにイメージする。
・後ろからドンと押されても倒れないように重心を安定させる。膝をすこしだけ緩ませて、足指に力がかかるように立つ。
・クラリネットをくわえたままブレスをとるときは唇の端から。絶対にクラリネット内部から吸わない(無意識にこれをやっていたみたい)。
・指遣いと息は別ものと考える。指に気をとられて息が不安定にならないように。
<改善点>
・あごをひきすぎない。
・楽器をもうすこし立てて(前に出して)吹くいていいのでは。
・両手で楽器を上にあげて前歯で押えるようにする。
・音が上向きに出て行くイメージで吹く。
・音量が小さい。意識的に吹き分けているのなら問題は無いが、単純に「出せる音が小さい」のは問題なので、息の出し方を気をつけてきちんと吹く。
エチュードを吹いて、呼吸方法をメインに授業がすすむ。初期の、まだ音も出せなかったころに、帽子先生(わたしの一人目の先生)に同じようなことを言われていたとは思うのだけど、そのときはよく理解できていなかったり、個人練習をしているうちに自分なりに勝手に変えていたり、ピッチの狂いを直すことを優先して捻じ曲がっていたりしたことを、改めて指摘していただいた。
今までにも何度も言われたことだったりしても、そのときには「はてな?」と思っていたことが、今になってようやく「なるほど!」とわかることができたのだと思う。一人目の先生にも、二人目の先生にも感謝。
マウスピースのみで音階を出す練習。最初は「ド? あ、これはシだ」などと、音をさぐりながらではあったけれど、ピアノの音を聴きながらすこしずつ何がなんだか程度にはわかってくる。ただ指を動かしてブーブーと吹いているだけじゃあしようがないわけだな。
後半はサティの曲をピアノ伴奏に合わせて吹いたりしました。いやあ、三拍子って苦手。譜面を読むのもアワアワしてしまって、二分音符が短くなったりと、簡単な譜面だったのにはずかしい結果に。うーん、まがりなりにもピアノ歴は長かったんだから、譜面くらいはちゃんと読まなくちゃ。指や息の問題があるのだから、そこのストレスは軽くクリアしたい。
2時間ミッチリと教えていただいて、新たな改善点が見えてきたり、先にあるものがなんとなく望めたり。月に一回レッスンをしていただくお願いをして、スキップしながら夕暮れの町を帰る。クラリネットって、おもしろいなあ。
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ふたたびカラオケでクジャ練
http://hatari0623.exblog.jp/5375745/
2007-01-25T19:00:00+09:00
2007-01-27T10:08:19+09:00
2007-01-27T10:08:19+09:00
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今日は渋谷のカラオケ屋に行ってみた。昨日利用したカラオケ屋と同じチェーン店なので、同じく「レンタルルーム」利用で2割引。
いやしかし、さいきんのカラオケ屋というのは立派なものだ。以前丸井のファッションビルだった建物が一軒そのままカラオケ屋になっているのだからおどろきだ。「カラオケ、レストラン、劇場」、なんだか実体がよくわからない。中に入ってみると、まるでラブホテルかっつうくらいのデコラティヴな内装。
通された部屋は水中をイメージした雰囲気のようで、なんだか寒々しかった(写真なし)。
とりあえず練習開始。譜面台がないのでテーブルの上に楽譜をおいて練習をする。こうすると余計にあごを引きすぎてしまい音を出すイメージがが下向きになってしまうのが問題だ。
あ、そうか、暗譜すればいいだけの話か。
途中でガバッとドアが開いた
「えー」
えっ
「やだァ、ちがうじゃーん」
バタン!
お、おい、「失礼しました」や「ごめんなさい」は?
クラリネットを手に、なんだか行き場のない憤慨が。そうかあ、でもここはカラオケ屋だから、客層も……モゴモゴ。環境に文句を言うことはできないのかもしれないなあ。
なんだかちょっとグレーな気分になってしまい、そのまま一時間で練習を切り上げ。会計は1時間利用で200円。安いのは素晴らしいんだけど、ちょっとこころはすさむかなあ。渋谷だったからかなあ。
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